人の骨は70％がアパタイトであり、歯のエナメル質の約97%もアパタイトである。
一般的に流通しているアパタイトは、多くが鉱物（消石灰）を原料として合成されている。
このアパタイトを弊社では成分的、衛生的に管理された「国産卵殻」を原分に含み、鉱物由来アパタイトに比べ骨に近い構成を持つため、生体親和性と吸着力に優れている。
生物由来カルシウムを合成することにより、骨などの代わり、あるいは骨密度を高めるための食品として活用できるほか、その吸着性の高さから化粧品や殺菌／抗菌作用が必要な製品など、幅広い分野に応用することができる。
また、卵殻由来・貝殻由来のバイオアパタイトは約1000℃の高温で処理精製しているため、アレルゲンは含まれておらず、誰でも安心して使用することができる。

口に覆っても安全で、湿度が高いマスクのような条件では更に高い吸着力を発揮するという、マスク機能向上にとても適した素材です

※ 卵アレルギー物質は含まれません

歯の再石灰化と微小充填

歯のエナメル質とほぼ同じ成分であるアパタイトには、毎日の食事や歯磨きで出来た歯の表面の傷を埋めてくれる微小充填（久保木名誉教授発表論文）や、脱灰による初期虫歯を再石灰化し、修復する作用を持つことが知られています。
バイオアパタイトはこのような微小充填、初期虫歯の再石灰化の他、歯周病原因物質や細菌の吸着除去にも優れた効果を発揮します。

細菌やウイルス、花粉などの吸着

アパタイトは、結晶構造が複雑で、表面電位を帯びていることから、細菌ウイルス、花粉等を吸着します。バイオアパタイトは鉱物由来のアパタイトに比べて細菌等の吸着率に優れています。